ようやく開花

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今年も、早い、早いと言われていたが、ようやく開花。
こんな変な気候だとしょうがないよな。真冬のような気候から一転、今週末は初夏の陽気。冬から春への推移に限ったわけじゃないけれど、これほど助走期間が曖昧だと、桜としても困ってしまうだろうねぇ。
ちなみにおれは、昨日今日と半袖&ショーパンで過ごしている。そういう意味では、人間は楽だ。暑いとか、寒いとか不満を呟いても、やることは概ね決まっているから。
さあ、エネルギーを爆発させた桜は暖かさに触発されて一気に咲き始めたが、どうやらピークを迎えるのも早いようで。満開の花見を楽しむのなら、この一週間が勝負らしい。みんながカメラを構えているような場所は出来るだけ避けて、ひっそりと味わえるようなところに出掛けたいなぁと思っている。
最近は酒は全く飲まなくなったが、こんなときくらいは一時的に解禁、か。

まだまだ忘れられない3月20日

おそらく一生忘れられないであろう、3月20日が今年もやってきました。
発症から丸5年です。5年ですよ、皆さん。おかげさまで今も順調に生きることができています。
最近よく思うのですが、人間は本当に欲深い生き物だなぁ、と。元気になると、途端にあれもこれもと思うわけです。しかし、当然のことながら、現状、出来ることもあれば出来ないこともある。出来そうなことにせよ、やろうとすれば体調などとバランスをとらないといけない。そのため「一旦保留」と判断することも多く。保留、保留、保留、とくればいつかは湧き出すわけで。順調であればこそ、ブレーキの利きも悪くなります。そういうときに、5年前のことを思い出すようにしています。当時の自分の状態というよりは、そのときにお世話になった家族、友人、医療関係の皆さんの表情、言葉、対応などについて。一つひとつが大切な経験で、感謝の気持ちとともにあります。思い出すと、ああ、今のこういう日常だけで良いよなと思います。素直な気持ちになれます。今日もどれだけ外の空気が澄んでいて、昼ごはんが美味しいことか。もうすぐ春、ですからねぇ。

くるくる、花粉症

黄色いやつらの季節が到来している。
ニュースを見る限り、今年の飛散量は相当なものらしく、自分の周りにいる花粉症ベテランの皆さま方のリアクションも相当である。そんなふうに余裕ぶっているおれ自身も、たまに鼻がムズムズすることがあり、「(ついに!来たのか!?)」と内心思うこともあるのだが、ムズムズ止まりなので、単なる錯覚だろうと思うことにしている。しかし、そんな錯覚がたぶん5年以上続いているわけで。
友人に話すと、「そろそろ自覚しろ」と一蹴。そう言われましても。鼻が少しだけああなってこうなるだけなんで、違うといったら違うのである。
最近気づいたのだけれど、自身が花粉症かどうかに対して(積極的に)錯覚バイアスをかけている人は存外多い。というか、あえて「そういう発言」をしている人が、たぶん多い。もはや認めないわけにはいかない状況になってきていることは自覚しつつも、葛藤と不安のなかで認めたくないとさっさと結論づけようとしているような気がする。だから宣言するわけだ。気持ちはわかる。オブラートの種類が多すぎることも難点なのだろう。軽い風邪、とか言っておけば、それで自己完結できちゃうわけだから。
でも、そろそろくるかも?と毎年のように言っているから、いつか、くるくる詐欺とか、すでにきている詐欺とか、言われそうな気がしてならない。微妙な立ち位置による花粉症談話は、たぶんしばらくは続く。

2023年振り返り

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2023年も残すところ9時間程となりました。
確か、昨年も同時期に同じようなことを書いた気がするのですが、ここ数日間は暖かすぎて、どうにも年末という実感が湧きません。
日中は、家の中ではTシャツ一枚でもいけるくらいですから。家族皆で「こんな年末ある?」と言い合いながらの年越しになりそうです。
まあ、夜になれば、多少は大晦日的な雰囲気は出るかなと思っています。

さて、今年も全体を振り返ってみると、わりと順調な一年だったなぁと。
体調面も概ね良好。秋には、凄く久しぶりにインフルに罹りましたが、特に後遺症などが残ることもなく、全体的には元気に過ごせたように思います。
コロナが徐々に収束したこともあり、久々に飲み会にも参加しました。病気のこと、コロナのこと等もあり、ここ何年間かは比較的控え目?に生活してきたわけですが。というか、自分の身の回りのことや、仕事をこなしていくだけで、かなり精一杯だったわけですが。
ようやく少しずつ、その他の色々なことに目を向けられる、体を動かせられる段階にまで来たのかなという実感が出てきています。当然、上記の飲み会もその一環です。(肝心のアルコールについては、まだまだ肝臓とご相談、ってかんじですが・・・)

とはいえ、あまり一気に欲張りすぎると碌なことになりませんので、無理はせずに、少しずつ進んでいければなと考えています。

そういえば、実家で飼っているネコは、今月ついに満8歳をむかえました。
最近はもう、ふくよかな肉付きと鋭い眼差しだけが成長し、8年前のように甘えてはくれません。(実家に帰ってきた初日だけは、なぜかすり寄ってきます。このツンデレめ。)時々、帰ってきたときにはチュールでご機嫌取りを試みていますが、単にお腹を膨らませるだけで、大した効果はありません。いずれは、ほんわかショートストーリーが書けるような関係性の構築を目指していますが、先はまだまだ長いようです。

それでは、そろそろ今年最後の夕飯の準備に入ります。
今年一年、大変お世話になりました。皆さまも良いお年をお迎えください。2024年も、是非よろしくお願いいたします。


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柵が軋む

近所に貯水地がある。隣には小さな公園があり、その周りはフェンスで囲まれている。今朝、この周辺を散歩していると、不意に、このフェンスが軋むような、水滴が落ちているような、そんな音が聴こえた。調べてみると、これは「音鳴り」という現象らしい。気候条件(風の向き、強さ、温度など)によって、出てくることがあるのだとか。歩いていると、ほとんど無風のようにも感じるのだけれど、ここまで広がっている柵は、ほんのわずかな風の動きや、他の柵が揺れるときの振動等を拾い上げて共鳴でもしているのだろうか。そう思うと、この軋みがちょっとした話し合い(つぶやき合い?)の端緒になっているような気がして、楽しい気分にもなる。そのきっかけが、風なのか、温度なのか、日差しなのか、葉っぱなのか、探ることができないのだから、尚のこと。ここ数日は冬らしい寒さだけれど、日中の日差しは結構温かい。とりとめのない雑談の場には向いているのかもしれない、と思う。

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