2004年09月

台風接近中。

台風接近中です。
夏にあれだけ上陸しておきながら、またしても・・。
どうして今年の台風は、九州周辺から突然方向転換してくるのか疑問です。
やっぱり、地球温暖化が進行しているために気候が変化してきているのでしょうか。

今までの気候が北へ北へ・・少しずつ移動しているという話を聞いたことがあります。
つまり、熱帯から亜熱帯へ、亜熱帯から温帯湿潤へ、というふうに変化していってる
という現状です。
何十年後にもなれば、ここ名古屋も沖縄のような気候に変わっているのでしょうか。
想像するとちょっと怖いですね。


そうそう、話は変わりますが・・。
イチローがついに世界記録まであとヒット3本まで近づきました。
現段階で打率3割7分4厘、ヒット数254本ですね。
もはや化物です。安打の神様といっても過言じゃないでしょう。

野球にあまり詳しくない人に、この数字がどれだけ凄いか説明
するとですね・・例えば、世界から選りすぐりの選手を集めているメジャー
リーグでも1年間にヒット100本打てば充分合格点、150本打てば一流、
200本打てば超一流だと言われるのです。
その200本のヒットをイチローは4年連続で達成しています。

ピッチャーの醍醐味は、強打者をどうにかして空振りさせてアウトにとる
ことにあると思うのですが、メジャーリーグにおける各ピッチャーの記事を
読むと、「イチロー?ああ、あいつには打たれたってしょうがないよ」ってもう
開き直ってる感じなんですよね。
どんなボールでも打たれてしまう感覚なんでしょうね・・。全く、信じられない
ですよ。ほんと。
もう、ここまできたら絶対に257安打以上を達成してもらいたいと思います。
頑張れイチローっ!!


帰ってきました。

こんばんは。

16日からの長崎帰郷も終わり、無事帰ってきました。

今回、帰郷の一番の目的はおばあちゃんのお墓参りでした。
実は、長崎のおばあちゃんが今年の夏に突然倒れ、そのまま亡くなってしまったのです。(おそらく脳が関係した病気だと思われます。)
すぐにでも駆けつけたかったのですが、中国留学関係のことがありすぐには行けず、手紙だけを送ることにしました。
それで、今回ようやく機会が巡ってきたというわけです。

3月にも長崎へ行った時には、多少疲れているような様子も見受けられましたが(その時にはすでに胃と脳を患っていたようなので)、相変わらず気丈な振る舞いは健在でした。
それにしても、まさか、あの時交わした言葉が最後になるなんて思いもよりませんでした。


おれは昔は相当な問題を抱えたやつだったんです。それはもう、様々なことで周りの人達に迷惑をかけていました。弱いということを認めることもできずに、自分をコントロールすることもできずに、ただ周りに当たってるようなやつでした。
それなのに、何も言わずに、温かい目で見守ってくれた人がたくさんいてくれたことは、何よりも変え難い救いだったんです。本当です。
おばあちゃんもその1人でした。

本多さんのMOMENTという小説の中にこんな一文があります。

「気をつけたほうがいいですよ。人間って、結構、簡単に死ぬものですから。自分が思うより、ずっと簡単に。」
全く、その通りでした。僕らは、いつか亡くなっていく人も、残される人も、どちらも気をつけるべきなんですね。
次の瞬間、誰がいついなくなってしまうかなんて、わからないわけですから。


今回、おばあちゃんの写真が仏壇のところに置かれていたのを見たわけですが、まるで実感がわかないんです。
僕は、毎年、夏に長崎に帰る度におばあちゃんとおじいちゃんが迎えてくれる・・これが変わらない事実だと考えていたようです。
そのような甘えた考えに腹立たしさを感じると同時に、未だにそのような考えにすがりつきたいと思っている自分がいることに気づかされます。
全く、不甲斐ないとしかいいようがないですね。


でも、こっちから世話を焼けるようなおばあちゃんでもなかったんです。
なにか仏壇の前で悲しい顔して拝んでいると


「せがらしかっ!そんなことしている暇があるなら、遊びにでも行ってこんね!!」


なんて、檄を飛ばされそうな気がします。(笑)
いや、多分、間違いなくそう言うでしょうね。
とにかく、そういうおばあちゃんだったのです。だから、元気を出して行こうと思います。
こっちにいる間は精一杯生きると約束しました。

自分ができることを精一杯やって、そしてそれが何らかの結果に繋がった時。
それを一番喜んでくれるおばあちゃんでしたから、これからも、とにかく前向きに努力していきたいと思っています。

中国留学の感想(その2)

こんばんは。
現在、台風が接近中ということもあって雨風が凄いです。台風は嫌いじゃない(こんなこと言うと沖縄や長崎の人に怒られそうですが)のですが、さすがにここまで連続で来られると大変です。
1年間に日本に上陸する台風の数の平均は2.6回らしいのですが、今年は今回の台風で7回になるそうです。梅雨の短さ、火山噴火、地震、そして台風・・まさに異常気象。


さて、今日は中国留学の感想(その2)ということで、北京で出会った現地の人達のことを紹介してみようと思います。
中国にはどんな人がいるのか?!ちょっと気になりますよね。おれが会った人達もごく一部ではありますけどね。
まず、外見的な特徴を簡単に説明するなら、みんなスタイルが良い!です。正直、日本人よりも良い(平均化した場合)とおれは思いましたね。それは、男女に限らずです。
男性は何か背の高い人ばかりだし、女性もみんなすらっとした体型をしてます。あれだけの量の料理を毎日食べていながら、よくもまああんなスタイルを維持できるものだと感心してしまいます。
そして、性格もとても誠実な人が多いんです。
例えば、おれが外交学院で友達になった許さん(大学2年・男)、諸葛さん(大学2年・男)、施さん(大学1年・女)という3人がいるのですが、この3人はとても優しくて、親切で、誠実で、しかも格好良く(可愛く)て・・もう非の打ち所がないのです。本当に。
許さんと諸葛さんとは一応同い年なんですが、それが疑わしくなるくらいにしっかりしてます。それに、彼らは中国語、日本語に加え英語も話せるのです。
なにかね、本当に切実に感じたんですよ。
「おいおい・・日本人もっとしっかりしなきゃいけないぞ」って。
日本人だからとか、中国人だからとか、そういった問題ではないのかもしれませんが、自分の経験に照らし合わせて考えた場合にどうしてもそのように比較して感じてしまうわけです。
彼らの堂々として自信に満ち溢れている態度、他者への分け隔てない誠実な対応。
それらを目の当たりにして、おれはもっと自分を磨いていかなければいけないと思いました。

他にもたくさんの人と会ったのですが、これ以上書くとまた長くなりそうなので、またの機会にさせてもらいます。
今日はこのへんで。では。

中国留学の感想(その1)

こんばんは。
日記を書くのはとても久しぶりになりますね。
一ヶ月ぶりかな?・・・・うん、出発の前日に更新していますね。(恐ろしく短いですけど)

さて、実家に帰ってきて2日ほどのんびりできたわけですし、今日から中国留学の感想を何回かにわけて書き込んでいこうかと思っています。
じゃ、まずは何の話をしようかな。
それじゃあ、今日は食べ物の話についてしようと思います。

みなさんが「中国料理」と聞いた時に、まず想像する料理はどんなものでしょうか?
マーボー豆腐、チャーハン、ラーメン、餃子、
天津飯、チンジャオロースー、杏仁豆腐・・などなど、いろいろありますね。
おれが滞在していた北京のレストランには、これらのほとんどがありましたが、日本の中華料理レストランで食べる料理の味とは全然違うものでした。
日本で言うところのラーメンはなくて、北京では「牛肉麺」という店があります。
忘れもしない・・8月2日(到着した次の日)の朝に留学生全員で牛肉麺を食べにいったんですが、なんていうかですね、中国独特の調味料の匂いが漂うスープ(具は入ってない)の中に、薄いきしめんみたいな麺がごちゃごちゃっと固まって沈んでる感じです。
「ボリュームだけはありますよ!」って声が聞こえてきそうです。確かにボリューム「だけ」はあります、ボリュームだけはね。
ただ、朝食にそんなものは望んでいないのだけれど。
味を表現するとすれば、まったり、どっさり、ごっちゃり、うんざり(?)というところでしょうか。(わけわからん)
まあ、世界の中心で愛を叫ぶよりも衝撃的ですね。あの味は。
まあ、そんなわけで北京生活の初日、しかも朝からそんな衝撃的なものを食べてしまったために、「おいおい、これから大丈夫なのかよ。」といった不安がつきまとっていたのですが、他の食堂でいろんなものを食べてみて、それが杞憂だということに気づきました。

炒飯も、マーボー豆腐も、チンジャオロースーも・・ほとんどの料理がおいしいです。これが北京で一ヶ月過ごしたおれの結論ですね。
もちろん北京ダックも食べてきました。
しかも値段がとてもリーズナブル!これはとても重要ですよね。

炒飯(4元:約50円)
マーボー豆腐(8元:約100円)
酢豚(15元:約180円)
チンジャオロースー(13元:約150円)
北京ダック(30元:約450円)←レストランによってとても差がある。王府井の最高級の北京ダックは1人100元(約1300円)
お粥(5元:70円)
スプライト2リットル(8元:約100円)

まあ、食べるレストランにもよりますけど、一般的な北京の人達が食べに来るレストランの値段がこんなものです。しかもこれ、1人ぶんじゃありません。男4人で食べて丁度いいくらいの量でこの値段です。もう、出される料理はすべて半端じゃなく量が多いです。これはどのレストランでも共通ですね。
全体的な特徴としては、使っている油の量が日本とは比較にならないほど多いということ。
しばらく生活していれば慣れてもきますが、おれは最初の1週間くらいはずっとお腹壊してました。正露丸は必需品ですよ。
マーボー豆腐とかは日本のものと比べるととても辛いです・・。唐辛子がいたるところに浮いてますし、山椒も入ってます。どの店も大体四川風で辛いのが特徴ですね。
そして、これは初めて知ったんですけど、日本では中華料理として知られている「天津飯」、「杏仁豆腐」は中国の料理ではなく、日本の料理らしいです。「天津甘栗」なんかもないらしく(むしろ栗は北京の方が有名とか)、天津の人が日本に持っていったからそういった名前がついたらしいですね。ううむ、トリビアっぽいな。

ほかにも紹介したい食べ物はたくさんあるのですが、(王府井にはサソリの串焼きとかもありました)長くなりそうなのでこれくらいにしておきます。
総合すると、中国の料理は、安くて、おいしくて、油が多い!ということです。
みなさん中国旅行に行く時には、お金よりも正露丸を忘れずに持っていきましょう。(笑)
プロフィール

You

メッセージ

名前
メール
本文
記事検索
月別アーカイブ
タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ