2007年07月

いまはない羽音、狂乱

卒論リライト中。

いつになく頑張っている予感がそこはかとなくします。
したがって今日は書くことがありません。すみません。

あ、そうだ、一つだけ。
なんか昼間に「あっちぃなー」とか言いながら窓全開にして勉強やってたら、
カナブンが部屋のなかに入ってきました。

別にカナブンは嫌いじゃないんですけど、羽音っていうんですかあれ?
あれがうるさくてたまりません。しかも一定間隔おき。


ブーン・・・・(ぴたっ)

プーン・・・・(ぴたっ)

ブーン・・・・(ぴたっ)

プーン・・・・(ぴたっ)



気になって勉強にならねぇ。

普段ならほっとくのですけど、なにぶん勉強中だったもので手刀で叩き落として外界へ強制連行しましたとさ。


そういや、カナブンで思い出したんですけど、昔カナブン関連でちょっとしたトラウマが・・・・・。
ほら、クワガタとかカブトムシを採りにいくと、どこにいっても必ずカナブンとかスズメバチがついてくるじゃないですか。蜜とか住むのに都合の良い穴とかが開いてる木なんかがあるとすぐこいつらがいるわけです。
だからね子供時代の僕らは考えました。こんなにたくさんいるこいつら、といってもスズメバチを扱うのはさすがに無理(死活問題)ですから「カナブン」を使って何かできないかと。

結果として発明されたのがカナブン・パーティというゲームです。
いや、別にひどいことするわけではありませんよ?
ただ単にクワガタやらカブトムシやらと一緒に採ったカナブンを数百匹ほど集めてですね・・・それを一時的にシャッターを閉めた暗い車庫のなかで解き放つのです。「何それ面白いの?」と思いますよね。全然トラウマになんかならないと思いますよね。ここまではね。

問題は次のライトアップの段階です。
さて、ここで皆さんに問題です。今、真っ暗な車庫のなかに自分と数百匹のカナブンが共存しています。この状態で、もしもね・・・もしもですよ?いきなりスイッチを切り替えることによって天井に付いている数本の蛍光灯が点滅、光で溢れかえるなんてことがあったらどうなると思います。


正解は「うわぁぁぁぁぁぁーーーーっっっ!!!!!!」でした。

いや、もしかしたら声にもならなかったかも。
周り羽音だらけでね、集団でタックルとかしてきてね、耳元で囁いてきたりね・・・。あぁぁぁ、思い出しただけで寒気がしてくる!!!

まーそんな話でした。もちろんカナブンはあとで解放しましたよ。
って、書くことないとか言いながら、結局いつもと同じくらいの長さになっちゃいましたね。(笑)
虫イベントは語りだすと長くなる。あ、虫で思い出したんですけど、今年はGに会ってないなぁ。潜伏してそうで逆に恐いな。

雷鳴轟く日々

こんにちはー。

レポートを仕上げて提出。ホッと一息気味のYouです。
こういうときおいしいコーヒーが飲みたいですよね。近くにスタバとかあれば良いのに・・・・・・。
一応大学院の講義関連の課題はこれですべて消化したのですが、これから卒論のリライトに入ります。大学時代にお世話になったゼミの先生が僕の卒論の前後半を別々の雑誌に掲載してくれるらしいのです。ただ、若干説明が足りないことやフォーマット合わせなんかをしなければならないということで再度全体の見直しと書き直しをするようにと言われました。最終的な提出は秋で良いということなので何とか間に合うかと。まぁ、のんびりと適当に頑張ろうと思います。

それにしても僕の住んでるところでは昨日から雷鳴が凄いです。
さっき所用で郵便局までひとっ走りしてきたのですけど、途中で「ドーン!!!!!!」とかいう爆音が響いてかなりビビリました。眼鏡に落ちたかと思ったい。

さて、昼飯でも作るかなー。
今日はパスタと餃子用に買っておいたニンニクが余ってるからぺペロンなやつでも。
あ、でも、鷹の爪残ってたっけか。



追記

この結果はちょっと予想外。

勝敗に関してはそんな気がしていましたけど、まさかこれほどの大差がつくとは。自民党まずいよなぁ。
きっと安部さんがヒゲを生やさなかったから・・・・・・。

初夏の木と木の間、囁き

おはろーございまう。


朝からあまりの湿度に舌が回らないYouです。
この時間帯の生放送みてるとみんなテンション高くてすごいなーとか思う。
よくあんな討論とかできますよね。


さて、早速の吉報ですが、当ブログ・フロンティアは昨日にて50000hitを記録しました。これもひとえに毎日閲覧しにきてくれている皆様のおかげです。ありがとうございます。しかし大台には乗ったものの「のんびりと、マイペースに」というこのサイトのコンセプトを変えるつもりは毛頭ございませんのでご心配なく。
他のブログにおいてはどれだけたくさんの常連さん&足跡を集めることができるか・・・ということが結構重要にはなると思うのですけれど、このブログにおいてはむしろ逆です。あまり人が集まりすぎると、わたくしこと管理人、


出家せざるをえなくなります。



先日、一日の足跡が150を超えていて恐怖しました(※)。
そろそろ永●寺へ足を運ばねばならないのか、と。そういう約束でしたからね。(過去の日記参照)
「道●禅師に教えをこいにきました!」と門前払いにならないための精神的タフさを身につけるための練習をするところまでいったのですが、次の日の足跡が50くらいにまで戻ったので考えを改めさせていただくことに相成りました。しばらくは世俗に身を任せようと思います。あたかも初夏の薫風にその身を委ねる橡のように。

※原因はおそらくレポート地獄に追われる大学生の足跡かと思われ。
時勢柄、今日は参院選のことについて触れるべきなのですけど、朝だけにちょっとまだ頭が回転していない状態なのでやめておくことにしますね。

代わりといってはなんですがダイエットの進捗状況について公開しておきましょうか。(超転回)
いや、ダイエットという言葉には多少の語弊があるので、少し言い方を変えるとすれば「減量計画」とでもいうんでしょうか(同じだよ)。一応春くらいからコソコソと続けてきたんですね。で、まあ、結果として3月から7月まででマイナス11キロという減量を達成いたしました。
具体的に言うなれば食生活改善とランニングで74キロから63キロまで落としました。あと腕立て+腹筋+背筋を毎日200回ずつやることによって多少の筋肉がつきました。高校時から比べるとあと2、3キロは落としたいところですが・・・ほぼ目標達成といっても良いかもしれません。誰か褒めてください。



追記

そういえば、先日の日記で「海に行きたい」というようなことを書きましたよね。それを見た親切な先輩が「国分寺から江ノ島までは2時間くらいだよ」と教えてくださいました。情報ありがとうございます、先輩。
しかし2時間・・・・・か。(遠い目)2時間って二人きりだと結構試されそうですよね。人間関係。
あのね、僕は常々思うのですけれど、某有名アトラクションで60分とか90分待ちとかあるじゃないですか?ああいう”暇つぶし”に当てられるような時間を”さも当然であるかのように楽しく過ごせてしまう関係”であるかどうかって、今、自分とその人がどういう関係にあるかの良い指標になると思うんです。話題が続くか続かないかというよりも「間」の問題。

うわーい




朝から暑いことこの上なし。




これはあれか。
レポート課題に四苦八苦しているおれへ皮肉が込められたプレゼントかなにかだろうか。
なんでも今日は今年一番の暑さになるとかなんとか。下手すると35度近くなるとかなんとかかんとか。これはもうクーラーかけて閉じこもるしかないですよね、実際。
実家にいれば「そうだ!海に行こう!」(←「京都へ行こう!のノリ)の選択肢もあったんですけど、今この場所から海へ辿り着くためにはどのくらいの時間を有するのやら。方向音痴の僕にはさっぱりわかりません。神のみぞ知る。しかし、アウトドア神は先日お亡くなりになりました(暑さで)。僕のなかのインドア神とアウトドア神はゾロアスター教におけるアフラマズダとアーリマンのように微妙な均衡の上に成り立っているわけですが、夏と冬はどうにもインドア神のほうが優勢のようです。時折、致死量の暑さによって陽炎のようにゆらゆらしだした部屋の内側のドアのところに啓示がなされます。おぉ・・・後光が眩しい。


「今日のところは引きこもりなさい」(by インドア神)


はい、もちろんのこと。
・・・ってのは冗談で、あー本気で海かプールにでも行きたいなぁ。



追記

今年はセミも多いらしい。
周りで「ミンミン」鳴かれてたら絶対音感を持つさらさらさらら後輩などは大変だろうなぁ。そういえば一度聞いてみたかったんだけどそこんところどうなんだろう?
もしおれが同じ立場に置かれたら全ての音を吸収して頭痛くなりそうで恐いんだけれど、自分が選んだ音だけ音階にできるとかあるのかな。あと、海外行くと思うのですけど、セミの鳴き声って国によって色々違うから面白いです。日本だと「ミーンミーン」とか「ジージー」とかが主じゃないですか。でも中国だと明らかに「ギーギー」「ギリギリ」って鳴くんですよ。一瞬、村上春樹の小説に出てくる”ねじまき鳥”を思い出しました。鳥じゃなくてセミですけれどね。

でも、セミがねじを巻いたっていいじゃない。
外気に触れて解放された彼らのパワーを甘くみることなかれ。

流れに身を任せる、人間

こんばんはー。

今日は東京帰宅してから一日目。
午前中は夏休み中にある「図書館アルバイト」のガイダンスを聞きにいってきました。
書籍移動のバイトです。体力勝負。こういういかにも大変そうなバイトは回避するのが通常ですけれど、今回はバイトそのものというよりも”どんな本があるかざっと見渡す&手に取ってみる良い機会”でもあるので参加してみることにしました。こんな機会がなければ滅多に触れることのできない本なんかもあるかもしれないですしね。

しかし、今回業務説明なんかをしてくれたOさんはどう考えても癒し系です。
「労働契約書をざっと見て、内容に文句あればどんどん言ってくださいね♪」とか、言わないですよ普通。正直文句は大有り(「時給をあと100円上げてくれ!」とか)でしたが、その癒し度からとりあえず無言の答えを投げかけておくに留めておきました。まさかそれが戦略なんてことは・・・ないですよね。

午後からはスーパーでバイト。
やぁ、今日も外は死ぬほど暑かったです・・・・・。
(店内でやらせてください!でもレジは面倒だから嫌です!)という幾許かの欲望と期待感を包摂させた視線を上司の方へ送ってみましたが無駄でした。ちぃっ、まだまだ足りぬか。このときばかりはメデューサになりたかった。お客さんを石化させない程度にシャイな人格を装いながら。

そんなハードな一日。
そうそう、余談ですが、空いた時間に江戸川乱歩集のなかから『人間椅子』を拝読。
最初の展開からピグマリオンを想起したが、結果的にはそういうわけでもなかった。どっちかってーとアンドロギュヌス(両性具有)か。テーマ的に性を強く押し出したものではないけれど。でも、面白かったです。
しかしまぁ、生物学的な意味で完全に純粋な人間の単一性などないように、物理的な意味で完全な椅子もない。それは理念レベルでの相互侵食・補完というプロセスを通じて顕在化しているわけで・・・であるからこそ、僕らはそれらを目前にして行ったり来たりしないといけない。
ベーベルの『婦人論』やプラトンの『饗宴』のなかでプラトンやアリストテレスが「女性ではなく男性を愛せよ」というようなことを言っている項がある。これを見て、いわゆるホモセクシュアルの出発点だと考えるのはあまりよろしくない。彼らは本質的に「男性」ではなく「少年」という言葉をよく使い推奨する。なぜ単に男性ではなく”少年”なのか。これが意味するところはそんな彼らの念頭にはそれでも常に決して純粋な男性性には還元されえない”女性性”が付いて回っているからだ。アリストテレスやプラトンの叫びは少なからずアンドロギュヌスを志向してはいるけれど、それは”女性的な”しなやかで柔らかく美しい肢体という意味を内包した、もっというならば束縛された扁平なカタチしか持たない。多くの人がアンドロギュヌスという言葉を聞いてそれが男性性器を備えていたとしても「身体そのもの」は何となく女性を象徴するようなカタチを想起させるに留まる(ゴツイ身体を持つ両性具有像を容易にイメージさせない)のも・・・やはり上記のような偏向性に囚われているからに他ならない。

つまり、両性にしても、自己と他者にしても、人間椅子に見られるような人間と椅子の自己の欲望を媒介とした合一化にしても、完全に均衡した関係状態というのはありえない。
僕らはそれらが最初から削り取られている部分を知り、補填しようとする。そして、それがあたかも純粋なかたちでそこにあるかのように振舞おうとする。椅子の”流線型”は人間が座ることによってはじめて「あぁ、そうだったのか」と実体験的に理解される。だが、それはすでに、そのような反応や感想を(意識的にであれ無意識的にであれ)”先取り”するかたちで”作られている”からこそである。

という・・・よくわからない感想を持ちました。
(本内容については”ネタバレ”になりますので割愛させていただきます)


追記

乙一の『GOTH』が映画化決定らしい。
いつの間にか『死にぞこないの青』(「っていうか、これを映画化するなんて無謀にすぎる」と本読んだ人なら思うはず。絶対)の映画化も決定しているし・・・最近の乙一原作映画ラッシュはなんなんだと製作者に問いかけたくなります。というか、映画化するならまず上の両作ではなく『さみしさの周波数』に掲載されている「未来予報」だと思うのですが、どうでしょうか。
んー、とりあえず『GOTH』のキャストはどうするんだろう。『ZOO』の「カザリとヨーコ」みたいなかんじで逃げるんだろうか。でもこの作品のキャスト、おそらく森野よりも主人公を誰にあてるかにかかってくると思う。
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