今日は介護バイト。
今期の水曜日ラストでした。
今週はいつも担当していたS君がお休み!(なんと海外旅行らしい!)
で、もう一人のS君を担当させていただきました。今日は最後の活動、そして子供たちと指導員さんのほとんどが入れ替えになるということも考慮して記念ということもあって近くのケーキ屋まで食べに行くことになりました。
いつも創作活動ばかり見ていたので、外移動の難しさを痛感。
金曜日担当している子供たち(中学生、高校生)は、症状にもよりますが、ある程度落ち着きはあるのですけれど、水曜日の子供たちは小学生が多いせいか走り回るのが大好き。
最初に「さぁ、今からケーキ食べにいくぞー」と言ってしまったのがまずかった・・・。場所を既に知ってるからなのか、S君は全力ダッシュ。 速い速い。ついてはいけますが、ゆっくり歩いてたと思ったら突然勢いよく道路側へ走り始めるので大変です。万が一に備えて、絶対に道路へ飛び出さないようにと身体を道路と歩道の間に割り込ませるのですが、それでもスルっと抜けていってしまう(フェイント!?)技を持ってるので、これを止めるのが一苦労。たった10分程度の道程だというのに・・・一時も油断できないという(苦笑)
着いたら着いたで大暴れ。
グレープフルーツジュースとショートケーキを注文してあげたのですが、ちょっとだけ食べたら、周りの子供たちにちょっかい出したり、大声を出してみたりと大変でした。窓際の端の席だったのですが、目を離すと席を飛び出してカウンターや他のお客さんの席の方へ突然走り出そうとしてしまうので、彼の椅子の横に空気椅子のように腰を下ろして徹底的にガードしながら移動制限(肩を掴んだり、手首を握ったりして、無理に「ここにいないとダメだよ!」という意思を強く示しすぎると、物凄く不機嫌になってしまうのです。ですから、出来る限り自然にさりげなく)。
S君は口癖みたいなものがあって、頻繁に、
「折り紙!」と言って不特定の場所を指差してくるのです。
ヴァリエーションがあります。ただ、大体は「折り紙!」か「ヤキソバ!」か「フライパン!」。これは特に「今折り紙(もしくはヤキソバやフライパン)が欲しい!」ということを意図しているわけではなく、彼が望むのはその言葉を聞いたときの指導員の反応です。
※ちなみに、なぜ折り紙、ヤキソバ、フライパンなのかは謎です。
単に好きなのか、絵本などで読んで印象に残っているのか、もしくはお母さんと接する時間を思い出して嬉しくなっているのか。後者が一番大きな理由かもしれないですね。 最近は”鍵”が大好きみたいで、毎週のように「かぎ!」と一言言って画用紙とペンを持ってきては鍵の絵を描いて欲しいという意思を示してきます。実のところ”鍵”は確か精神分析学的には凄く重要な象徴記号になりうるのですが、このあたりは長くなるのでまた今度の話にします。
そんなとき「え?折り紙欲しいの?」とそのままの形で返してしまうと、無表情になって特に反応を示さずどこかへ走っていってしまいます。S君が期待してるのは「折り紙?今はないよー」とか「ヤキソバなんてないよー」とか・・・つまり「ないよー」という言葉と「どうしよう」とか「しょうがないなぁ」とかそんな感情が入り混じったような表情なんですね。つまり”ない”ものを”ある”といって指導員さんを困惑させるのが大好きなんです。困ったことに(笑)。
そんなときは、たとえその意図がわかってたとしても、戸惑った顔をして「え?どこどこ?・・・ないよー!」と言ってあげると全身を使って(両手を大きく振りながら)喜びます。ケーキ屋の店内でも、どうにか暴れないようにこのやり取りを出来るだけ長引かせるようにして間を持たせていたかんじです。でも、人が多くなりすぎるとやはり無理がある。外出の大変さというものがよくわかりました。半年間学んできたとはいえ、まだまだ勉強が必要なようです。こればかりはコミュニケーションを通じた経験で埋めていくしかないわけですからねー。
帰りは大分疲れてたみたいで、走り出すことはありませんでした。
という今期水曜日の最後の活動。色々課題が見つかったのも収穫です。
来期からは担当する子供も指導員メンバーも新しくなりますが、まぁ、いつも通りマイペースに頑張っていきたいと思います!
追記
途中、ブレンドに砂糖を4個も入れてくれまして、甘々でした・・・。元々ブラックが好きなので甘すぎて死ぬかと思ったわ! ちょっとだけ飲んでみましたが生シロップ飲んでるみたいだった!
あー喉がぁー、と上司に気づかれないように唸ってた。
今期の水曜日ラストでした。
今週はいつも担当していたS君がお休み!(なんと海外旅行らしい!)
で、もう一人のS君を担当させていただきました。今日は最後の活動、そして子供たちと指導員さんのほとんどが入れ替えになるということも考慮して記念ということもあって近くのケーキ屋まで食べに行くことになりました。
いつも創作活動ばかり見ていたので、外移動の難しさを痛感。
金曜日担当している子供たち(中学生、高校生)は、症状にもよりますが、ある程度落ち着きはあるのですけれど、水曜日の子供たちは小学生が多いせいか走り回るのが大好き。
最初に「さぁ、今からケーキ食べにいくぞー」と言ってしまったのがまずかった・・・。場所を既に知ってるからなのか、S君は全力ダッシュ。 速い速い。ついてはいけますが、ゆっくり歩いてたと思ったら突然勢いよく道路側へ走り始めるので大変です。万が一に備えて、絶対に道路へ飛び出さないようにと身体を道路と歩道の間に割り込ませるのですが、それでもスルっと抜けていってしまう(フェイント!?)技を持ってるので、これを止めるのが一苦労。たった10分程度の道程だというのに・・・一時も油断できないという(苦笑)
着いたら着いたで大暴れ。
グレープフルーツジュースとショートケーキを注文してあげたのですが、ちょっとだけ食べたら、周りの子供たちにちょっかい出したり、大声を出してみたりと大変でした。窓際の端の席だったのですが、目を離すと席を飛び出してカウンターや他のお客さんの席の方へ突然走り出そうとしてしまうので、彼の椅子の横に空気椅子のように腰を下ろして徹底的にガードしながら移動制限(肩を掴んだり、手首を握ったりして、無理に「ここにいないとダメだよ!」という意思を強く示しすぎると、物凄く不機嫌になってしまうのです。ですから、出来る限り自然にさりげなく)。
S君は口癖みたいなものがあって、頻繁に、
「折り紙!」と言って不特定の場所を指差してくるのです。
ヴァリエーションがあります。ただ、大体は「折り紙!」か「ヤキソバ!」か「フライパン!」。これは特に「今折り紙(もしくはヤキソバやフライパン)が欲しい!」ということを意図しているわけではなく、彼が望むのはその言葉を聞いたときの指導員の反応です。
※ちなみに、なぜ折り紙、ヤキソバ、フライパンなのかは謎です。
単に好きなのか、絵本などで読んで印象に残っているのか、もしくはお母さんと接する時間を思い出して嬉しくなっているのか。後者が一番大きな理由かもしれないですね。 最近は”鍵”が大好きみたいで、毎週のように「かぎ!」と一言言って画用紙とペンを持ってきては鍵の絵を描いて欲しいという意思を示してきます。実のところ”鍵”は確か精神分析学的には凄く重要な象徴記号になりうるのですが、このあたりは長くなるのでまた今度の話にします。
そんなとき「え?折り紙欲しいの?」とそのままの形で返してしまうと、無表情になって特に反応を示さずどこかへ走っていってしまいます。S君が期待してるのは「折り紙?今はないよー」とか「ヤキソバなんてないよー」とか・・・つまり「ないよー」という言葉と「どうしよう」とか「しょうがないなぁ」とかそんな感情が入り混じったような表情なんですね。つまり”ない”ものを”ある”といって指導員さんを困惑させるのが大好きなんです。困ったことに(笑)。
そんなときは、たとえその意図がわかってたとしても、戸惑った顔をして「え?どこどこ?・・・ないよー!」と言ってあげると全身を使って(両手を大きく振りながら)喜びます。ケーキ屋の店内でも、どうにか暴れないようにこのやり取りを出来るだけ長引かせるようにして間を持たせていたかんじです。でも、人が多くなりすぎるとやはり無理がある。外出の大変さというものがよくわかりました。半年間学んできたとはいえ、まだまだ勉強が必要なようです。こればかりはコミュニケーションを通じた経験で埋めていくしかないわけですからねー。
帰りは大分疲れてたみたいで、走り出すことはありませんでした。
という今期水曜日の最後の活動。色々課題が見つかったのも収穫です。
来期からは担当する子供も指導員メンバーも新しくなりますが、まぁ、いつも通りマイペースに頑張っていきたいと思います!
追記
途中、ブレンドに砂糖を4個も入れてくれまして、甘々でした・・・。元々ブラックが好きなので甘すぎて死ぬかと思ったわ! ちょっとだけ飲んでみましたが生シロップ飲んでるみたいだった!
あー喉がぁー、と上司に気づかれないように唸ってた。