2010年07月

生の領土

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あっという間に8月だ。
仕事を始めてから、月日が経つのは早い早い。

昨日から三連休中。何をしようかなーとか考えてるうちに、
いつの間にか一日経ってしまった。このままじゃイカンね。

そうそう、ちょいとボーっとしながら近所を散歩していたら、
木の葉にくっついて風に揺らめいている蝉の抜け殻を発見。
数年前、ここで同じように蝉の抜け殻を見つけたことを思い
出して懐かしくなった。

実はブログにも書いてたりする。コレコレ
しかし、相変わらずよくわからないこと書いてあるなー。
昔の自分。

「死の領土」か。これについては最近もよく考える。

たとえば、鳩だ。
鳩って、あんなにたくさんいる。ベンチ横に目を向けて
みると、真っ赤な目をした鳩が首を振ってたりする。
でも、最近ふと思ったんだけど、こいつらって一体どこで
死んでいるんだろうか。こんなにたくさんいるのに。

僕は首を振ったり、ポッポーとか言いながら歩き回る鳩
についてはそれなりに想像できるのだが、息を引き取る
寸前の鳩について想像することが難しい。
もし、仮に、人間でいうところの「寿命」のようなものを全う
した鳩がいるとすれば、彼らはどこで死のうとするのだろう。
事実、どこで死んでいるのだろう。

猫のように、独りきりで、山に篭って死ぬのだろうか。
人間のように、独りきりにはなりきれず、折り重なるようにして、
死ぬのだろうか。

それは鳩の意志のようなものか。
それとも意志のようなものとは別のものなのか。

なんてことを、徹底して追究していこうとは別に思わない。
たぶん、鳩には鳩の、人間には人間のやり方があり、でもって、
両者には両者なりの神秘があり、それは知ろうとしないほうが、
面白いと思えるからだ。まぁ、それ以前に理解が難しいってのも、
あるのだろうけれど。

ただ、一ついえるのは、僕という人間は、鳩がどこで死ぬか、
っていうことに想像力を自発的に働かせなくなっているということ。
で、それは鳩に対してだけじゃなく、自分の周りに存在している、
あらゆる生き物に対してなのだろう。昔っからそうだっただろうか。
生き物の生や死に対してこれほどまでに鈍感だっただろうか。

とかなんとか、考え、歩く。それにしても暑い夏だ。

とろとろスライム

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近くのスーパーで怪しげな飲み物を発見。
しかし、「メラトロピカル味」とやらしか残ってなかったため、
買うのはやめておいた。

このくそ暑い中、なにが嬉しくてメラやねん。
ちなみにここが公式サイトらしい。

「スライムの形をイメージした特殊びん」

「ドラゴンクエストの世界観をイメージした、冒険心をくすぐるパッケージ」

「ドラゴンクエスト公式ロゴ入り」

言ってること全部同じような気が・・・・・・。
スライム付き(本物)とかなら買うんだけどなー。
いくらなんでもパッケージだけで300円ってのは高すぎる。

夏が来た

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夏、到来である。
まったくなんて暑さだ。去年もこんなに暑かっただろうか。

今日は仕事が休みだったので、午前中は家でボーっとしていたのだが、それだけで汗が吹き出してきてたまらない。クーラーをつける、という手も考えないでもなかったが、この時期から冷房使うというのは何か負けた気がするので、最終手段として取っておくことにした。そもそも僕はクーラーというやつが苦手だ。長時間つけっぱなしにしておくと、頭が痛くなるし、体がだるくなってくる。

だから、暑くてどうしようもないときには、いっそのこと外に出てランニングしてくることにしている。時々、友人から「”暑いから走る”っていう理論がわからない」と突っ込まれるのだが、暑いときには外を思いっきり走るに限る。そのあとシャワーを浴びる。髪や身体を半乾きにしたまま扇風機の風をくらう。これで一時間くらいは気分爽快。(一時間経ったら、また暑くなってきてアイスでも食べることになるのだが)。

この前、窓を全部開け放って(うちの窓は非常に大きい)、しかも全裸で部屋のなかをウロウロしてたら、元々のここの土地の所有者か誰かが突然現れて庭の手入れみたいなことを始めた。そのときには薄い白地カーテンがカバーしてくれたようだが、あぶないあぶない。油断すると公然わいせつ罪だっけ?そんなので捕まりかねない。以後は風呂上りでも、パンツはくか、タンクトップ一枚は着ることを心掛けている。

写真は玉川上水沿いにある森の道。日差しが綺麗だ。
時折、虫かごを持って走り回る子どもたちが横切っていくことがあった。
そうか、もう夏休みかぁ。

Happy Birthday

今日は誕生日でした。

いつも見守ってくれている両親と、妹と、ばあちゃんと、ウー(猫)と、
今は天国にいるじいちゃんたちと、フータ(犬)たちと、
身近にいて支えてくれている大切な人たち、大切なもの、
皆に感謝を。

おれは結構元気に楽しく生きてます。
これからも元気に楽しく生きられそうな気がしています。
それが嬉しい。

大好きな皆が幸せでありますように。

晴読雨耕

今日は雨かと思ってたら、晴れてしまった!
午後からシュガーポットと箸立てを買いに行ってきます。

●今年の4月から体重が7キロほど減った。たぶん、意識的に運動しようとしてることと、自炊が多くなったことが大きいんだと思う。昨年のこの時期は、飲んで食べての連続だったから、そりゃ太る。ゼミの皆からは「幸せ太り」とか冷やかされたけれど。単純に「飲み食べ太り」が正解です。東京に出て来てから体重の増減が激しい。あまり健康によろしくないらしいので、今くらいの体重を維持するようにないと。

●一方、体調はベストコンディションに近い。友人から、時々、「元気にやってる?」メールが届くのだけれど、もう元気があり余りすぎていて、休日は自転車で暴走するくらいなのである(もしや、だから痩せたのか?)。毎年、5月から6月にかけて風邪引いたりすることが通例なのだが、今年はそれもなし。身体的な被害はアリに噛まれたことと(昨日の日記参照)、豪雨の日に自転車で軽くこけたことくらいか。おそらく、体調が良いのは、夜勤をやらなくなったことも関係してると思う。土日を丸々自由に使えるってのは素晴らしいことだね。

●時間が増えた分、読書量を少し増やして、あとは数学と気象学の勉強と料理の勉強を始めた。大嫌いな数学の勉強を始めたのは、別に気が狂ったとかそういうことではなく、気象予報士の資格取得を目指すためだ。もっとも、気象予報士になりたいとか、何かに役立てたいとか、そんな意味はなく、”単なる趣味”だ。気象に対する興味は今に始まったことではなく、小学生の頃から新聞の天気欄を切り取ったり、時間があれば「177」に電話をして「西高東低の気圧配置」と聞けばテンションが上がるやつだった。中学以降、理科の科目のなかに「天気」が入って、一時バーニング状態になったが、徐々に数学や物理などが絡んできて一気に氷結した次第です。でも、このままで終われるものかと。

●ということで、現在は『語りかける中学数学』を読みながら復習中。およそ、勉学というものは、わけがわからなくなったときは、英語でも、数学でも、古文でも、中学時の教科書から学び直していくと良いと聞く。死んだじいちゃんに英語や中国語を習ったときも言われた。基礎を学ぶのであれば、中学校の教科書を徹底的に勉強すれば十分だって。色々なことをやりすぎる必要はないって。とりあえず、中学数学だ。それで、少しずつ高校の数学や物理を勉強していく。まぁ、趣味だしね。楽しいと思えるようなら、それでいい。

●今週読んだ本(順不同) ※は漫画
ベーベル『婦人論(上・下)』(再読)、黒川昭登ほか『幻聴・不安の心理治療』、ベルジュラック『日月両世界旅行記』、杉井光『さよならピアノソナタ(1)(2)』、筒井康隆『七瀬ふたたび』、日高敏明『セミたちと温暖化』、長谷川敏司『あなたのための物語』、河野博臣『震災診療日誌』、広松渉『科学の危機と認識論』、鷲田清一『悲鳴をあげる身体』、村上春樹『象の消滅』(再読)、黒澤尚『重度認知症治療の現場から』、計14冊。

※ひぐちアサ『ヤサシイワタシ(1)(2)』、佐原ミズほか『私たちの幸せな時間』

・『震災診療日誌』は、阪神・淡路大震災のあと、PTSDなどの心の問題を抱えた人々の元を奔走した医師の日記である。1月17日当日からの状況をケース別に記述している。様々なケースが出ており参考になる。最近でもよく使われる「心のケア」という言葉の発生過程について再度考えていくのに重要な一冊になった。
・『ヤサシイワタシ』に登場するヒロイン(?)は境界性人格障害を抱えた人として描かれているという話です。重くて、痛い、物語ではあるけれど、心に残る。台詞回しや間の取り方が秀逸だと思う。個人的には2巻が好き。けれど、あんな理解力のある中学生はいないと思う。作者は『おおきく振りかぶって』という野球漫画も描いています。元々心理を学んできた人ということで、確かになぁ、と納得。
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