で、いつもブレンドを注文していて気になったことが一つ。
店員さんがテーブルにコーヒーカップを置いてくれるとき、毎回、カップの取手が客側から見て左側になっている。一般的には右利きの人が多いはずだし、だとすると、右手で取手を持って飲みたい人が多いはずだから、最初から取手が右側にくるように置いた方が良いのではないだろうか・・・と、ふと思うも、必ず左側にもってくることには何か理由があるのだろうと。
これ、調べてみたら、「取手が右側=アメリカ式」「取手が左側=イギリス式」なのだそうな。あとは、コーヒーってミルクとか砂糖とか、色々入れるじゃないですか。そして、スプーンでゆっくりとかき混ぜる。かき混ぜるときの手って、利き手を使いたい。逆にコーヒーカップを持つ手って、必ずしも利き手ではなくても良さそう。少なくともかき混ぜるときの手よりも妥協できるはず。結果的に、一連の流れのなかで、左手で取手を軽く押さえ、右手にスプーンを持ってかき混ぜるというスタンスに落ち着く。
というか、おれも上記の件で「どうして取手を左側に向けるんだろう」と疑問には思ってみたけれど、改めて自宅でコーヒー淹れて飲む動きを自己観察してみると、見事なまでに取手は左側に向けていて、苦笑してしまった(大抵ブラックコーヒーなので、何かを入れたりかき混ぜたりする所作はないのだが、それでもなお)。左や右の向きって、たまに混乱するんだよな。カレーライスのカレーとライスのそれぞれの向きとかも、たまによくわからなくなる。